大坂なおみがコーチとの契約を解消、世間の反応は?

全米オープン、全豪オープンで優勝し、テニスの世界ランク1位の大坂なおみが、

日本でも有名になったあのコーチ、サーシャ・バイン氏との契約を解消したことを自身のtwittrで明らかにしました。

大坂なおみの活躍で、テレビに出演することがコーチのサーシャ氏、契約解消の理由はなんだったんでしょうか。

コーチ契約解消

2019年2月12日、大坂なおみは自身のtwitter。

「皆さん、私はもはやサーシャと一緒に仕事をしません。彼に感謝し、彼の将来がベストであることを願っています」

と投稿しました。

これに対し、コーチであったサーシャ氏も、

「ありがとう、これからもベストであってほしい。素晴らしい道のりだった。チームの一員にしてくれてありがとう」

という旨のコメントをしています。

 

このtwitterのやりとりから、大坂なおみがコーチであったサーシャ・バイン氏との契約を解消したことが明らかになったようです。

このコーチ解消をメディアも一斉に報じていますけど、契約解消の理由は明らかになっていません。

 

コーチのサーシャ・バイン氏は2017年12月より、大坂なおみのコーチを務めていています。

それ以前は、コーチとしてではなく、女子テニス選手の、

セリーナ・ウィリアムズ、ビクトリア・アザレンカ、キャロライン・ウォズニアッキなどの、

ヒッティング・パートナーを務めていました。

パートナーだった女子選手は全員、世界ランク1位になったことのある選手たちです。

そして、コーチとして初めて大坂なおみとタッグを組むということになったんです。

大坂なおみは、コーチがサーシャ氏になってから好成績を残すようになり、

また、世界ランキング1位のテニス選手に関わったことになります。

 

そんな絶好調で、2019年シーズンが始まった時期に、

また、これから四大大会の全仏オープンを迎えるという時期に、

コーチの契約解消は、少し気になることです。

もちろんメディアでも取り上げられ、テニスの専門家たちもびっくりしたようで、

憶測でしょうけど、いろいろな可能性について語っています。

契約解消の理由は?

元テニスプレーヤーの佐藤直子氏はテレビで、

「驚きました、びっくりしました。これからも次の全仏に向けてドバイオープンに向けて行くぞという時だったので、本当にびっくりしました」

「ポジティブにポジティブにって言われてちょっと嫌になっちゃったみたいな、どうなんでしょうね。いつも明るいと疲れることは疲れますよね」

「何回も同じことを言われる。それをまた何回も言われたら、ちょっと嫌になってしまうんじゃないかなという部分もあったり」

「バインコーチは、例えば四大タイトルの決勝などを経験していないわけですよね。世界一になったこともない」

「大坂選手が求めているのは、プレー的にもセカンドサーブ、ボレーをもっと進化させたいというのが彼女の気持ちなので、レジェンドみたいな決勝とかを体験した人のアドバイス、そういうものを一番今欲しがっているんじゃないかなと」

引用:メンタル支え…「深い信頼」 “突然の解消”なぜ?

と語っています。

そして、その解消の理由は、

グランドスラムを制してテニスのレベルを更に向上させたい大坂なおみが求めるコーチへの要求と、

サーシャ氏のコーチング内容がずれてきたのでは、という旨の見解のようです。

また、元テニスプレーヤーの沢松奈生子氏も、

「いや~あり得ないタイミングですよね。なぜこのタイミングで!というのが正直な感想です」

「結果が出ている中でもトップの選手がコーチと契約を解消するというのはツアーではあることなんですよ」

「1位の選手がうまくいっている関係を、契約を解消するというのは非常に稀」

「オンコートコーチングがなかった全豪オープンでも優勝できたということで、一人で自分の力を試してみたいと思っている可能性はあると思います」

「やはり信頼関係の破綻ということが考えられる」

引用:沢松奈生子氏 大坂なおみのバインコーチとの契約解消理由を分析「なぜこのタイミングで…」

全米オープン、全豪オープンで優勝して、これから大きな大会を迎える時期でのコーチの契約解消に驚いているようですね。

契約解消の理由として、信頼関係の破綻ではないかとの見解です。

 

大坂なおみのマネジメント会社であるIMGの担当者によると、

この契約解消は、大坂なおみ本人の意思であるとのこと。

ランキング世界1となれたのは、課題だったメンタルの部分が成長できたこと、

今後はさらなるステップアップのために、ネットプレーなどの技術面の改善を図りたいという意向があるとのこと。

 

確かに、大坂なおみに精神面をコーチングするサーシャコーチの様子が、

メディアでも繰り返し放映されていましたね。

佐藤氏やマネジメント会社の談話から、

精神面を克服した大坂なおみが、さらなるレベルアップのために、技術面をコーチしてくれる指導者を欲していることが、契約解消の理由と考えられます。

周囲の反応は?

世界的な注目を集めている大坂なおみですので、

この時期でのコーチの契約解消は驚きをもって捉えられているようです。

「2つ目の四大大会のタイトル奪取からわずか2週間で大坂はコーチと別離した」(AP通信)

 

「大坂は2017年後半にバイン氏と契約し、世界ランク72位からトップまで上り詰めるという画期的な1年を歩んだ。別れを選ぶ理由はなかった」(AFP)

 

「想定外のナオミ・オオサカの発表はテニス界を震撼させる。全豪オープン女王ナオミ・オオサカは2度目のメジャータイトル獲得後、誰も理解できない衝撃の発表を行った」(豪ニュース.com)

 

「2017年末から彼女と仕事をしてきたバインのリーダシップの下で、オオサカは流星のような進歩を遂げてきた。世界ランク68位から世界のトップに立った。あまりに美しい成功だった」(仏レキップ)

このように海外の主要メディアも、今回の契約解消を伝えています。

 

プロのテニスプレーヤーがコーチを変えることはよくあります。

ジョコビッチなどもけっこう変えていますよね。

今回の大坂なおみとサーシャコーチのことも、テニスの世界では良くあることです。

ただ、2018~2019年にかけて飛躍的な活躍をしてきた大坂なおみですが、

今後は全仏やウィンブルドンなど、残りのグランドスラムへの挑戦が控えている段階で、

成功したコンビがシーズン途中で契約解消となったことに、世界が驚いたということなんでしょう。

 

解消の理由は明らかにしていませんので(する必要もないと思いますが(笑))、

その理由については想像するしかありません。

個人的には、佐藤氏や沢松氏の示した見解のように、

課題であったメンタルの成長のためにサーシャコーチと契約し、

効果があったので、ビッグタイトル獲得に至った、メンタルはもう大丈夫。

これよりさらにレベルアップするためには、技術の向上が必要、

それにはサーシャではなく、技術面を成長させるためのコーチが必要だと考えたことが、

コンビ解消の理由なのではないかと思います。

まとめ

以上、大坂なおみがコーチのサーシャ氏との契約を解消したことについて、

その理由や周囲の反応などを、速報的にまとめてみました。

 

過去記事でも紹介しているのですが、

2019年の大坂なおみはテニス史上の歴史的偉業にチャレンジする権利を持っています。

今後は、全仏、ウィンブルドン制覇を最大の目標としているでしょうが、

それが終わると、連覇をかけて全米オープン、昨年だめだったWTAツアーファイナルズと続きます。

大坂なおみから目が離せませんね。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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